エラーの発生とエラーの内容が特定できる
概要
この基準では、操作中にエラーが発生したときに、エラーの内容や、発生箇所が特定できるよう提示されているかを確認してください。エラーの内容や箇所がわからないと、エラーを解消できず、操作を完了できません。
メリット
- すべてのユーザー: エラーの発生箇所や原因がすぐにわかり、フォームの修正や操作の再試行がしやすくなります。
- 認知障害のあるユーザー: エラーが明確に示され、その修正方法が具体的に説明されるため、操作がわかりやすくなります。
達成方法
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エラーの位置と内容を明確にする:
- エラーが起きた場所(例えば、特定のフォームフィールド)の近くに、エラーの内容と修正方法を明確に示すメッセージを表示します。
- 例)SmartHR UIの
<FormControl>
のerrorMessages
プロパティを利用して、エラーの内容を示す。 - フィードバック | デザインパターン(共通) も参考にしてください。
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スクリーンリーダーへのエラーメッセージ通知:
aria-describedby
属性を使用してエラーメッセージと入力欄を関連付けすることで、エラー内容を把握しやすくします。aria-invalid
属性を用いることで、入力欄にエラーが発生していることを示します。- いずれもSmartHR UIの入力コンポーネントの
error
Props やerrorMessages
Props を利用することで、自動的に属性は付与されます。
テスト方法
- エラーメッセージの視覚的確認:
- フォームを意図的に誤って記入して送信し、エラーメッセージが適切な位置に表示され、内容が明確であるかを確認します。
- エラーメッセージのマークアップの確認:
- エラーが複数起きた際に、エラーメッセージとエラー箇所が、関連付けされていたりDOMとして近接しているかを確認する。