見出しが<h1>〜<h6>でマークアップされている

概要

この基準では、ウェブページの見出しをHTMLの見出し要素 <h1>から<h6>を用いて適切にマークアップしていることを確認してください。見出しの階層が明確になり、スクリーンリーダーや他の支援技術を使うユーザーがページの構造を理解しやすくなります。

メリット

  1. 視覚障害のあるユーザー: スクリーンリーダーが見出しの階層を正確に読み上げることで、ページの構造を把握しやすくなります。

達成方法

  1. 適切な見出し要素の使用:
    • ページの主題やセクションのタイトルには<h1>から<h6>までの見出し要素を使用します。<h1>は通常ページの最も重要な見出し(ページタイトルなど)に使われ、以下<h2>, <h3>…と階層的に使用します。
  2. 階層構造の維持:
    • 見出しは階層構造に従って使用します。レベルを飛ばしたり、文書の構造と異なるレベルの見出しを使用したりしないようにします。
  3. スタイルとの分離:
    • 見出しの見た目(フォントサイズ、太字など)はCSSを用いてスタイリングし、見出し要素自体は文書の構造を示すために使用します。見た目だけのために見出し要素を使わないようにします。

テスト方法

  1. HTMLコードの確認:
    • ページのHTMLコードを見て、見出しが<h1>から順に使用されているかをチェックします。

関連するWCAG2.1達成基準