ヘルプページへの動線
アプリケーションからヘルプセンターの各ヘルプページへのテキストリンクを定義しています。
基本的な考え方
アプリケーションからヘルプページへ移動する操作であることを、ユーザーが認識できるように表記します。 現状、ヘルプページへの動線の表現に敬語表現が多く見られますが、他の操作文言と同様に敬語表現は用いません。
構成
ヘルプページへの動線は、以下の要素で構成されています。
- テキスト
- テキストリンク
- アイコン
テキスト
- リンクへの導入部は、 「詳細は、」ではなく「詳しくは、」 とします。
- リンク先で説明している内容を表現する場合は、
hogeの詳しい操作方法は、
、hogeについては、
と書きます。 - 羅列する場合には、
hogeやfuga、piyoについては、
と書きます。
- リンク先で説明している内容を表現する場合は、
- ユーザーに求める動作は 「確認」ではなく「参照」 とします。
- アプリケーション内の確認を求める場合と書き分けることで、アプリケーション外であることを表現します。
- スペースに限りがある場合には、テキスト部分は省略して構いません。
テキストリンク
- テキストは、移動先ヘルプページのタイトルを基本とし、括弧で囲みません。
- スペースの都合がある場合は、短くリライトして構いません。
アイコン
ヘルプセンターのリンクであることを表すために、ヘルプセンター アイコン(FaQuestionCircleIcon
)をテキストリンクの左側に配置できます。(推奨)
モードレスダイアログや新規ウィンドウなどの表示に関わらず、使用できます。
- リンクを新規ウィンドウ(新規タブ)で開く場合は、「新規ウィンドウで開くテキストリンク」の装飾に準じて 新規ウィンドウ アイコン(
FaExternalLinkAltIcon
)をテキストリンクの右側に配置してください。(必須)
アクセシビリティの観点
-
FaQuestionCircleIcon アイコンだけでヘルプページへのリンクを設定してもよいか。
- 構いません。
alt
を記述したうえで、前後の文脈から関連したヘルプページに移動することが推測できれば良いです。
- 構いません。
-
リンクテキストとリンク先ページタイトルが違っても問題ないか。
- リンクの目的が判断できれば構いません。リンクテキストとリンク先のページタイトルは完全一致でなくても構いません。(※1.)
ライティングパターン
参考文献
※1. Web Content Accessibility Guidelines - 2.4.4 リンクの目的(コンテキスト内)を理解する