アクセシビリティの品質基準
SmartHRプロダクトに求められるアクセシビリティの品質基準について解説したものです。SmartHRはどの程度の品質を目指し、またどのようにその品質を達成するかの方針について記載しています。
目指す品質
JIS X 8341-3:2016 のレベルA + α別タブで開く
追加する達成基準(+ α部分)
- 達成基準 1.4.3 コントラスト (最低限)(レベルAA)別タブで開く
- 達成基準 1.4.4 テキストのサイズ変更(レベルAA)別タブで開く
- 達成基準 1.4.5 文字画像(レベルAA)別タブで開く
- 達成基準 2.4.7 フォーカスの可視化(レベルAA)別タブで開く
品質達成のための方法
デザイン時
- UIデザイン使用性チェックリストを使ったチェックを行ない、アクセシビリティに関する要件を確認する
実装時
- SmartHR UI, eslintなどを活用して実装を行なう
- 要件定義やコードレビューでアクセシビリティに関する課題が見つかった場合は、アクセシビリティエンジニアを交えて解決策を検討する
品質検証
- アクセシビリティテスターがアクセシビリティ簡易チェックリストを用いて、プロダクトのアクセシビリティ品質検査を検証する
- 検証で見つかった課題は、アクセシビリティ本部から開発チームに共有後、プロダクトエンジニアとアクセシビリティエンジニアで対応方針を検討し、解消する